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(2)枝肉重量
販売金額=枝肉重量×枝肉単価 となるので、飼料費などの生産コストが上昇している現在では、重要な指標の一つとなります。なぜなら、昔から、肉質を高位安定化することより、枝肉重量を高位安定化することの方が、肥育農家には取り組み安いとされているからです。

当団の「福之姫」が上位に来ています。
(3)BMS

売上改善の枝重以外のもう一つ重要な要素であるロース芯の脂肪交雑で肉質の良さを表すBMSでは、当団の福之姫が圧倒的№1でした。
(4)ロース芯面積
ロース芯面積は、食肉卸売業者にとっても重要な指標となっています。枝肉の部位を比較すると、全て[ロース系(リブロース、サーロイン、ヒレ)以外では、バラ、モモなど]のうち、ロース系(一般的にはロイン系と称す)は、枝肉に対する重量比では14~15%(食肉学校資料)ですが、部分肉に分けて経済的価値を評価すると、ヒレが最も高く、次いでサーロイン、リブロース、となっており、モモは枝肉の単価より低くなります。そのため、食肉卸売業者が利ザヤを稼ぐ意味で、ロイン系の構成比が高いもの、すなわち、ロース芯面積が太く、体型が寸詰まりで胴が丸みを帯びサーロインやヒレが太い「俵牛」の評価が高くなります。

当団の「福之姫」「茂晴花」が上位に来ています。
(5)販売金額
先述したとおり販売金額=枝肉単価×枝肉重量 ですが、枝肉単価に影響する要因では、BMS、ロース芯面積、歩留等級(枝肉重量に対する部分肉の割合で、72.0%以上をA等級、72.0%未満69.0%以上をB,69.0%未満をCに分類)のほか、日本食肉格付協会が評価する格付表には表れない「体型」「脂肪の質」や飼い方に関連する「産地(銘柄)」「飼養者(給与飼料、給与方法などに関連)」「種雄牛」などが程度の多少はありますが、関与するとされています。このなかで、脂肪の質は、買参人が肉眼や手袋を装着した触感で感じ取り、需要に応じ選定買いします。買参人の需要が専門店や高級外食が多い場合、脂肪融点が低く粘り気があるものの傾向となるでしょう。一方、日持ちが求められる大規模小売店や大衆外食店の需要では、やや高めの脂肪融点となるでしょう。同じ買参人でも、均一的な品揃えではなく、仕向先別で多様化しているようです。

バランスのとれた当団の「福之姫」が上位に来ています。
(6)褒章割合

褒章は、荷受元等関係者が推奨する枝肉の指標表示として、共励会で最優秀賞、優秀賞などをつけるものです。バランス性を重視し、買参人の好みによって味付けします。当団の「美津照重」「芳之国」「福之姫」が上位を占めています。見てわかるとおり、当団の種雄牛については単価との関連性が高いです。



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