Views: 779
2.素牛選畜の条件(%:複数回答全体に対する割合)
(1)最も多かったのは、当然のことながら「優秀な血統」でした(58%)。
(2)その他の4割の条件は以下のとおりでした(割合の多い順)。
ア.骨格がしっかりとしている牛
イ.体高が高い牛
ウ.深みがある牛
エ.子牛の育て方がうまい経歴の農家の生産牛
オ.無駄脂の付着が少ない牛
カ.胴が詰まった牛
キ.若く体高がある牛
ク.腹囲が大きい牛
ケ.顔・顎・口が大きい牛
コ.その他(品位がある。モモハリが良い)
(コメント)
(1)「優秀な血統」についで、フレームの大きさ関連が上位になっているのは「枝重を高める」期待感です。
山崎らの試験によると、8〜14ヶ月齢で遺伝的影響を受けやすいのは、十字部高>体高>胸囲>胸深・・・となっています。すなわち、栄養不良などのマイナスの環境要因となっても十字部高・体高は影響を受けづらく(遺伝的特徴が出やすく)、逆に胸囲・胸深は影響を受けやすい(阻害されやすい)ことを示唆していました。
(2)腹囲が大きい牛やそのような牛の生産経歴のある農家からの牛は、第Ⅰ・Ⅱ胃の容積が大きく、肥育後半で充分濃厚飼料を摂取できるという期待感(試験報告あり)があるのでしょう。
(3)顔・顎・口が大きい牛は同様な期待感からでしょうか。



コメント