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8.牛舎・飼槽周り、水回り等の管理方法
(1)飼槽・水槽まわり
ア.飼槽を樹脂でコーティングしたら清潔になって採食量アップ
イ.給水はウォーターカップでなく多量に飲める水槽を設置したら採食量アップ
(コメント)
肉牛の倍ぐらい飼料摂取する搾乳牛で取り入れられている効果的な方法です。
(2)敷料交換
牛がゆったり休息できるように3週間おきに敷料交換・追加(頻度:3日おき〜1週間おき)
(コメント)
牛が休息することは、食べた栄養を運動で余分に使わず、産肉に回すために必要なことです。運動量が多すぎると、筋肉内脂肪が入りづらくなって、肉が硬くなったり、色が濃くなることもあるようです。
(3)夏場対策
ア.扇風機を当てる(当たり前すぎて、質問・回答少ない)
イ.ウォーターカップ、水槽の清掃を励行している
ウ.涼しい早朝に給餌する
エ.寒冷紗・よしずで西日の侵入を防いでいる
オ.屋根に石灰乳を塗っている
(コメント)
夏場暑熱は食欲低下ひいては肉質低下の大きな要因となります。何れも有効な手段です。
(4)冬場対策
ブルーシートで風上の隙間風を防いでいる。
(コメント)
隙間風が牛体に当たると、体感温度が予想以上に下がり、ヒートロスによる肉質低下の大きな原因となります。春先の枝肉は、体幹外側のウデやカタの肉ジマリが緩んだものが散見されます。
(5)衛生管理関係
ア.牛舎の見回り、牛の観察は励行(ほとんどの生産者が実施)
イ.素牛導入当初はコクシジウム下痢症や風邪の早期発見迅速対応
ウ.ノミ・シラミ対策として秋口・梅雨どきに駆虫薬を塗布
(コメント)
衛生対策は、生産性向上対策の要のひとつです。
(6)カウコンフォート(ストレス対策)
ア. 午前中、給餌以外は牛に刺激を与えないために牛舎に入らない
イ.牛房の天井から古タイヤをつるしてストレス解消
ウ.牛の体を熊手などでブラッシングする
エ.群飼のペアリングを吟味する
(コメント)
牛は不快感を感じても、物は言えませんが、ストレスとなって肉質に微妙な影響を与えることがあります。



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