枝肉重量の大型化について(高増体血統をうまく飼うために)

共励会・種雄牛

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 (4)【生産費】

以上のことから、生産費高騰(農水省令和2年生産費調査では132.8万円=地代資本利子含まず)のため「逆ザヤ状況」で肉牛肥育経営がかなり厳しくなってきています。そのために、遺伝的に増体性に優れた血統を選び、大きく育てることが求められています。

以上のことから、枝肉の大型化とその課題について述べたいと思います。

2.増体性が優れる和牛の血統

 (1)当団のゲノミック育種価とは

ゲノミック育種価とは、過去の後代データー(約20万頭)の血縁情報を用い、DNA情報を加えて形質の遺伝的能力を計算評価したものです。組織片を採取解析し、母親の遺伝的能力改良に使います。従来の、方法(BLUP法)に比べ、格段に評価の正確度が向上しています。

 (2)推奨する種雄牛

  ア.愛之国:生時体重が小さなことから、初産にお奨めですが、その後の発育性は素晴らしく、

  BMSも優れています。(枝重:551.6kg,n=67,令和3年度全農ミートフーズ共励会データー

  イ.秋忠平:「平茂勝」の代表的息牛である「勝忠平」を父とし、芯面積に優れ、枝重は群を抜い

  ています。(枝重:583.9kg,n=19,令和3年度全農ミートフーズ株式会社共励会データー)

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