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⑧肝炎を起こすとサイトカインという自己防御物質が多量に放出され,さまざまな部位で炎症
を引き起こすことがあります。
(イ)ルーメンアシドーシスを起こさないために
①配合飼料を給与する前に,粗飼料を食べさせて第一胃の上部にマットを作っておきましょう。
②マットは配合飼料が微生物に接触する速度をゆっくりとさせてくれます。
③粗飼料を食べるときに,多量の唾液を一緒に飲み込みます。唾液は酸性に傾くのを和らげる作用
があります(緩衝作用)。
対応方策(いずれかの方法単独あるいは組み合わせて実施して下さい。)
・粗飼料を配合飼料より先行給与します(粗飼料を先行させると、アルカリ性の唾液が多量に第
一胃 に混入されます配合飼料と同時は、効果が薄くなります)。
・コシのある長めの粗飼料も含めて増量します。:粗飼料として1.5~2.0kg/日
・生菌剤を投与します。(ビオスリー、ボバクチンなど)
・多孔無機物質(ソフトシリカ、ミネキングなど)を投与します。
ウ.肝機能障害
ルーメンアシドーシス等の結果、肝炎を起こし肝機能障害となって体調不良なることがあります。
対応方策
強肝剤(ウルソ=ウルソデオキシコール酸)を投与します。
5g/日×30日あるいは25g×3~10日
ウルソは苦いので、砂糖やブドウ糖で1:1に混和すると牛が好んで摂取してくれます(混和した
場合は、混和物として倍量投与)。
エ.給水汚濁
汚い臭い水は、飲水量が減るだけでなく、下痢を起こすこともあります。
対応方策
きれいな水を給与するため、毎日給水器を掃除しましょう。



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