温と体の見方・評価方法

枝肉見方・品質改善

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                                                                冨谷尚博

1.目的

 翌日の枝肉検品の事前評価として実施します。

 BMSの推定精度は±2程度は誤差が出ることは普通にあります。

したがって、単独評価よりも共励会の事前調査として個体間のおおよその優劣比較をつけるために行うことが多いです。

2.手順

 (1)サーロイン・リブロースのハリの評価

 肉質が充実している枝肉は、枝肉の胴が詰まって当該部位のハリが良いことが多いようです。従って、引きの長短の評価を最初に行います。

左:リブロースやサーロイン周辺に張りのある枝肉

右:リブロースやサーロイン周辺に張りのない枝肉

 次に、ハリの評価として、き甲部(背中の分割縁部)から側部へかけてなだらかな曲線で丸みを帯びていることが望ましいです。(親指を背肌面に当て目いっぱいⅤ字に広げたぐらいの人差し指に背中が当たる程度に丸いのが理想的です。)

(3)割肌

  腰椎を中心に骨と骨の間の筋肉(肋骨筋)のサシを見ます。

  左:サシが入ったもの           右:サシが不十分なもの

  脂肪が覆いかぶさっていることもあるので、腰骨から仙骨にかけての骨肌で筋肉が露出している部分で判断する。脂肪付着でなく、肉が盛り上がっていることが重要である。特にサーロイン・ハシリ・ランジリを観察します。

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