肥育牛の突然死対策

肥育管理

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(4)腸間膜脂肪壊死症

(兵庫県立農林水産技術総合センター原図)    

 筋間脂、カミ脂、皮下脂の過付着、芯周囲筋の肉ジマリ低下

)上と下の写真は同一牛ではありません。

(症状)

  • 配合飼料の摂取量が減ってくる、②糞の色がチョコレート色になり、量が減少する。

(対応策)

治療:①獣医師に相談します(早期出荷の判断)、②(治療可能なら)配合飼料に1~2%(ウシキンとして50~100g/日/頭)を混合して給与します

(予防)

①給与体系の見直し

a.過肥の育成牛

配合飼料/粗飼料比が高いと、余分な内臓脂肪が付着して将来の脂肪壊死症の起因となる可能性があるので、肥育前期は普段より多めの粗飼料(3.5~4.0kg/日/頭)を確実に摂取させて、余分な脂肪を落とします。※枝肉所見では、筋間脂やロース芯の周囲のカミ脂が厚くなり、腎周囲脂肪、背部分皮下脂肪の脂肪組成は飽和脂肪酸が多くなり、融点が高くなる傾向があります(ハート芯が見られることもあります)。

図 軽度のハート芯

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