ET活用の双子生産における虚弱個体の             人工哺乳時の発育遅延の改善事例

肥育管理

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                                      平成26年12月

                                      冨谷 尚博

1.目的

(1)近年、宮崎県での口蹄疫の発生や高齢化による廃業の進行に伴い、和牛繁殖基盤が漸減しています。

(2)そのため、繁殖母牛の増頭や繁殖効率化が喫緊の課題となっており、その解決策の一つとしてETを活用した双子生産があります。

(3)そのような事情を背景に農事組合法人 宮澤農産では先駆け的に10年以上も前から双子生産を手掛けて来ている。その中で、様々な成果と課題が生み出されてきました。

(4)成果は、分娩間隔の短縮や母牛償却の軽減化、母牛飼料コストの軽減化などです。

(5)課題の一つは、双子で虚弱個体が誕生した場合の発育遅延取戻しです。同農場では、改善策として代用乳多給を試行してきましたが、虚弱個体は消化器機能も正常個体と比べると劣っているため、多給時に下痢軟便の発生が散見されていました。

(6)ところが、最近、強肝剤「ウルソ(ウルソデオキシコール酸製剤)」を代用乳に混和給与することにより、便性状が改善されるらしいことに気付きました。

(7)このようなことから本試験では、ウルソの代用乳混和給与が①虚弱個体の発育遅延の取戻しと②ウルソ投与時期が下痢軟便改善に及ぼす影響を検証しました。

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