肥育牛の肝臓廃棄について

枝肉見方・品質改善

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                           技術・情報部 上席専門役 冨谷 尚博

1.はじめに

(1)東京食肉衛生検査所の統計によると、消化器官疾病のなかで肝臓関連(肝炎、鋸屑肝、胆管炎、肝膿瘍)の発生割合が多く、なかでも肝炎発生割合が増加しています(表1)。

(2)肝炎等発生で内臓廃棄となった場合、単なる副産物=内臓代の損失を悔やむだけでなく、当該疾病が枝肉成績にも影響を及ぼした可能性があったことを考え、今後の肉質成績改善に生かしてきたいものです。これは、肝疾患に限らないことは言うまでもありません。

(3)一方、生産者の方から「せっかく良い血統を入れた。肝臓廃棄が増えているので飼養管理で注意しているが、なかなか改善効果があらわれない。何とかならないものか」等のご質問を頂いています。

(4)以上のことから、前述の肝臓疾病で①牛の体内でどのようなことが起きているか、②枝肉成績にどのような影響を及ぼすか、③飼養管理の留意点は何か、について述べたいと思います。

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